ついにきてしまった…発熱問題

ちょっと前からGoogle Pixel 7aが言われていて、以前は4aもあったみたいな話を聞いて

もしかしたら6aも…
と覚悟していたら一ヶ月前くらいについにニュースで出てしまった。
記事によるとどうやらバッテリーが発熱しすぎて火傷や発火の危険性もあると言うこと。
Google Pixel 6aって近年のPixel aシリーズとは違ってコスパいいと評判だったスマホ。
7aもそんな感じで評判のいいスマホだったのに2年越しにこんな問題が出てきてしまって、Pixel aシリーズはどうなっていくのやら…
評判いいだけに僕以外にもたくさんの人がPixel 6aを購入してると思います。
今回、Googleは発熱を抑えるアップデートと同時に、無償でバッテリーを交換できるプログラムも発表しているので、そのやり方を書いていきたいと思います。
具体的な症状


夏に入るちょっと前の段階で少しいつもよりスマホ暑いかな~と感じる時期がありました。
ちょうどPixel 7aのバッテリーに関しての報告があったのでもしかしたら…って思ったのはこんなこともあったからだったりします。
どう考えても暑い、、というかちょっと手で持てないくらいになることも。
スマホのバッテリーは充電しながら使用するようにできていないらしく、『充電+動画見る』とかすると割と発熱していたのはあるある。
ただ、今回の発熱は温度が尋常じゃないことに加えて、充電してないのにただアマプラ見てるだけでめっちゃあっち~
まじで無償交換のニュースなかったら非正規店でもいいから交換して貰おうと問い合わせていたくらいでした。
ちなみに、僕の近所のスマホ修理店でバッテリ交換を問い合わせたところGoogle Pixel 6aは12,100円でした。
…高い!まじで無料になって良かった。
2~3年前のミドルレンジでこの値段って…20万くらいするハイエンドとかどうなるんだ?iPhone勢は大変ですね(^_^;
今回のバッテリーに関するアップデートは充電400回以降のものに適用されるらしいけど、体感的には倍の800回くらい使ってた印象。
よく持ってくれた方だし、無償で交換してくれるのはいいけれど、できればAQUOSとかXperiaみたいに直接給電のシステムを付けてほしい。これはできれば全てのスマホがそうなってほしい。
僕以外にもこの考えの人は多いはずだし、、
バッテリー無償交換手順


発熱に帯するアップデートは自動でスマホに届くので、もうみなさんやってると思います。
ここからはスマホのバッテリー無償交換手続きの手順を書いていきます。
Googleの無償交換開始日は7月21日~ですが、今回紹介する日本のお店iCracked(アイクラックト)は7月の22日~からです。
iCrackedは「Google正規のサービスプロバイダ」とサイトに堂々と書いてあるくらいの公認のお店。


その他にも、多くのスマホメーカーのの純正品を取り扱っている国内唯一のお店なんです。
「Google Pixel」「SHARP AQUOS」「Motorola」「Xiaomi」「FCNT」では、iCrackedはメーカーと契約して純正部品を使うことのできる国内唯一の修理店です。
「Apple iPhone」は従来より競合他社より品質の高い部品を使用しておりましたが、さらに高品質なサービスを提供するためAppleと契約して純正部品を使用した修理も開始しました。
iCracked
iCrackedは修理部品の品質には一切の妥協をしません。
今回の無償修理もGoogle公式サイトからiCrackedへジャンプするようになっているくらいで、僕も自然に誘われるかのように来店予約までできました。
なので、これを読んだみなさんも安心してください。
話は逸れますが、本当に日本企業のユーザビリティ(使いやすさ、操作性の良さ)って分かりやすいですよね。
英語ができるかどうかに関わらず世界的に見てもユーザー目線のサービスを提供できている気がします。特にWordPressでブログをやっているとそこら辺を感じることが多くて、、←
Googleの公式サイトからも郵送修理など受け付けているみたいですが、そんなことで今回は分かりやすいiCracked経由での無償修理の手順です。
無償交換の条件
まずどのPixel 6aが無償交換の対象化を確認する方法はこちらから。
先にIMEI番号を控えておくとスムーズに行きます。
自分のスマホのIMEI番号の出し方
Pixel 6aの【設定】アプリから【デバイス情報】を選択


ちょっと下に移動するとIMEI番号が書いてあるのでGoogleキープ(メモ帳)などにコピペしておきます。


条件の確認
ここからは自力でもそれほど苦労せずに、どのサポートを受けるかの3択までいけると思いますが、不安な人は流れを書いていくので確認しながら進めて行ってみてください。
iCrackedで無償修理をすると決めている人は”iCracked来店予約の仕方”へ
①まず上のリンクの画面から少し下のスクロールして【Google Pixel 6aの対象条件を確認する】をクリック。


②Googleのアカウントがすでにあるとここで、Googleのメールアドレスが表示されるので右下の【確認】をクリック。


③次に、予め控えておいた15桁のIMEI番号を入力して【次へ進む】をクリック。


④国(日本)を選択して【次へ進む】をクリック。
(※一番下まで一気にスクロールした方が日本を見つけやすいです)


⑤今までにGoogle Pixel 6aのバッテリーを交換したことがあるかどうかを聞かれるので「いいえ」を選択して【次へ進む】をクリック。
ここで「はい」を選択するとおそらく無償交換の対象外になってしまうので「いいえ」を選ぶのがいいでしょう。…修理の際にバレてしまったときはその時(^_^;


⑦受けるサポートの種類が3つ表示されるので、一番上の「無料でバッテリー交換を受ける。」を選択して【リクエストを送信】をクリック。


画面下で⚠マークがあって脅かしてきますが、どれを選んでもその先の手続きがそれぞれあるので取り返しの付かないことにはなりません。なので、それほど気にせずに先へ進んでください。
⑧これで「自分のPixel 6aが無償修理できるかどうか」の質問は終わりです。


この先は、どこが壊れているかなどを確認した後にiCrackedの修理への流れになります。
「無料でバッテリー交換を受ける。」を選んだ後
上の画面の「store.google.com/repair/」のリンクを踏むとこの『修理サービス』画面に移行します。
この操作の後、iCrackedのお店の予約をして終了。もう少しなので頑張りましょう。
①まず最初の画面。「デバイスで発生している問題をお聞かせください。」の一覧から【電池の問題】を選択して左下の【次へ】をクリック。


次の画面で「このデバイスは保証対象外です。」とでますが、これは気にしないでください。
これはバッテリーを含めた自然発生的な保証で、本来Pixel 6aを新品で購入してから1年間はこの保証期間です。
それが過ぎているので「対象外」と言っていますが、今回のバッテリートラブルから来る問題とは無関係。問題なく次へ進んでください。
②この画面の「お住まいの地域」の郵便番号が自宅、または自宅の近くであることを確認したら【次へ】をクリック。
(※赤線の日付はiCrackedで無償修理を受け付け開始の日です。後のiCracked来店予約のときに7月22日以降の日付にする必要があるので覚えておきましょう。


③身バレ防止のためかなり伏せている部分が多くて申し訳ないです。
緑で伏せている右側のゾーンにはiCrackedストアがGoogleマップ上にピン立てされています。
緑で伏せている左側には、自宅から近い順にiCrackedストアの一覧が並びます。ここから自分が希望する店舗を選択。
(※もしiCrackedの店舗が遠くて郵送修理をお願いしたい場合でも、ここは候補の店舗を適当に選択して次へ進んでください)


④すると画面の下の方に新しく、自分が選択したiCrackedストアの店舗情報が出てきます。
紫で伏せている部分は、そのお店のURLなのでそれをクリック。


これでGoogle公式サイトの『修理サービス』操作は終了です。
iCracked
ここからは、今までに入力した情報を元に、iCrackedサイトにおいてのいろいろな手続きについてお話ししていきます。
まずは、郵送修理か来店予約かを選ぶために、お店が近く(行ける範囲)にあるのかの確認をしましょう。
こちらのURL(https://store.icracked.jp/cc/serviceLocator.html#sblox=none)をクリックして位置情報を許可すると、近くのiCracked店舗が表示されます。
修理サービスの⑧のときにも近くのお店を確認したと思いますが、iCrackedを利用する前に改めて確認して、修理に関してどの手段をとるのか決めて下さい。
僕の観た限りでは、どれだけ地方でも1店舗はある感じで、主要都市にお店を構えている印象があるので、修理の待ち時間にはムリなく他の用事を入れられそうでした。
iCracked郵送修理の特徴
今回、僕は店頭での修理をお願いしたので、郵送修理の手順や画像での説明は省きますが、郵送修理の特徴や「なぜ郵送修理を選ばなかったのか」の理由などを書いていきます。
ちょっと遠出しても店舗に出向いた方がいい条件の人もいるので、ここら辺もチェックして店頭か郵送かを選んでみてください。
- 「返送キット」があるので、自分で業者を手配する必要がない
- 配送3回分の送料がかからない
- 決済手数料が無料
- 代替え機はない
①申し込んだ後に「箱と梱包材、送り状の伝票」がセットになったものが家に届きます。このため箱や配達業者への手配が不要。
②iCrackedから「返送キット」が届く、こちらから故障したスマホを返送、iCrackedから修理が完了したスマホが届く。この3回の配達代が無料。
③修理したスマホが届いた時に配達員に対して現金決済も可能。しかし、その際には代引き手数料などは掛からない。
④郵送修理中は代替え機はないとのこと


スマホが届いてから2日以内に返送とは書いてあるけれど、自宅からiCrackedまで当日中に届くのか、iCrackedの提示した金額と内容ですぐ納得いくのかなどの部分で代わりのスマホを持っていない人は少し躊躇してしまうかと。
僕もこの部分で、少し遠出してでも店頭に行こうと決めました。
代わりのスマホがない人にとっては考えてしまう部分はあれど、概ね利用しやすい印象はあったのでどうしても立地的に難しいという人は選択肢として全然アリかと思います。
郵送修理について、申し込みなどはこちら


iCracked来店予約の仕方
最後のフェーズです。
①先ほどの画面でお店のURLをクリックするとこの画面になると思うので「店舗を予約」をクリック。


②「都道府県を選んでください」から、先ほど選択したお店がある都道府県を
「修理サービスもしくはその他サービスを選んでください」から『Google Pixel修理』を選択(「その他サービス」は任意)
【店舗を検索】をクリック。


③その都道府県の店舗の情報が出てくるので、自分が行きたい店舗の名前の左側にある〇に青点をつけて「選択」をクリック。


④「修理サービス」から機種を選択。
「修理サービスを希望される方は端末情報を入力してください」の蘭に自分のPixel 6aの情報を入力。
(※IMEI番号の項目はコピペできなかったので、僕は下の「修理スタッフへの連絡」の蘭に補足として記載しました。これでも問題なく受付してくれます)
「症状を入力」には『バッテリーの持ちが悪い』にチェックを入れ、【次へ】をクリック。


⑤ここで来店予約日を決めます。
選べる日付はたいぶ先までありますが、2週間以上先だとスケジュールが表示されないので、2週間以内の都合のいい人時間を選択して【次へ】をクリック。
(※iCrackedのGoogle Pixel 6a無償修理受付は7月22日~なのでそれ以降を選択)


⑥自分の情報を入力して【次へ】をクリック。


⑦今まで入力した情報が出てくるので、確認して間違いがなければ【次へ】をクリック。


⑧これでiCrackedの来店予約は完了です。


他の方法をオススメしない理由


ここでは”条件の確認⑧”で「無料でバッテリー交換を受ける」を選択した場合の案内をしてきましたが、他の2つはどうなのかというところを見ていきたいと思います。
正規代理店以外での修理はトラブルの元
3つある選択肢の2つ目、「100米ドル(または現地通貨の相当額)を受け取る。」ですが、僕は最初コレを選択しようか迷っていました。
なぜかというと



今は円安なので、100ドルを受け取った上で他のお店でバッテリー交換をお願いすればおトクなのでは?!
という考えがあったから。
実際に調べてみると、僕の近所にある非正規で修理してくれるお店のGoogle Pixel 6aのバッテリー交換の費用は12,000円ほど。
100ドルは、今は15,000円くらい。この記事を執筆している時点では14,800円。
だいたい3,000円くらい実質おトクになります。
だけれども非正規で修理することのリスクもあります。
実際にiCrackedにはこんな報告が
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これはディスプレイについてですが、やはり非正規店での修理ではどこかアラがでてしまってもおかしくないくらいに思っておいた方が良さそうです。
後に異常が発覚したときにかかるコストを考えれば3,000円以上は絶対に掛かります。
スマホという精密機械においては多少のおトクより、確実さをとった方が賢明です。
これを気に新しい機種へ変更する予定の人以外は、100ドルを受け取る選択はオススメしません。
ストアクレジット地獄
選択肢3つ目の「Google Pixel新機種購入時にご利用になれる150米ドル(または現地通貨の相当額)のGoogleストア割引コードを受け取る。」についてです。
これも、よほどGoogleストアでほしいものがあって、且つそれがバッテリー問題もカバーできるモノじゃないとオススメしません。
ちなみに150米ドルは、記事執筆時では21,900円~22,500円程度。
Googleストアでしか使用できない点にも注意です。
よくネタ?になっているのは、「Pixelの最新機種を古いPixelを下取りに出して購入するとかなりのストアクレジット(ポイント)が付く」というもの。
Pixelが発売したタイミングだと最大で20,000円相当のクレジットが付くことも。
それでも、「Googleストアでしか使えない20,000円」がネックになって、またPixelを購入する資金にするという謎の縛りができてしまったりします。
よく「ストアクレジット地獄」なんて言われていたり、いなかったり…
Pixel 7くらいのコスパがいいと言われていた時期ならそれもアリだけど、今の値段と性能のPixelだと他のスマホへの乗り換えも検討する人がたくさんでくると思います。
おそらくGoogle的には割引コードが一番手間が掛からなくて選択してほしいものだと思いますが、選択肢の順番を見るとそれほどオススメしているようにも見えません。
普段ならオススメでも今回のような自社製品の問題が関わっているケースだと、やはりその問題を最小限に抑えるためのバッテリー交換をGoogleも推奨しているんだと思います。
なので、この選択肢もあまりオススメしません。
今後のスマートフォンの課題


iCrackedにはバッテリーの劣化を抑えるor発熱したときの対処法も載っています。
でもこれって大抵はみなさんやったことのあるor身に覚えのあるものばかりだと思います。
「充電しながら使っちゃダメ」とか「画面の明るさ」とか「バックグラウンドのアプリを制限する」とかやってみてもどうしても負荷がかかる使い方を気づいたらしてしまっている。
それだけスマホが何でもできるからということでもありますが、もう少し耐久性も出てきてほしいところ。
使いこなせない機能を付けて価格が高騰するより、むしろこっちに力を入れてほしいと感じているユーザーは僕だけではないはず。
一応ケースも外してみていろいろ計測してみました。


バッテリーが劣化する前の状態を計測していないのでなんとも言えないですが、今の僕のPixel 6aだと2番目の動画視聴しているだけの状態でもちょっと熱すぎて手で持っているのが厳しくなるときもあります。
…それでも一番高温な状態でもまだ許容範囲なんですね。どう考えても普通じゃない温度でそのままだとスマホがどうなるか心配だったりしたんですが。。
これが処理能力が高いハイエンドスマホなら大丈夫かというとそんな訳でもなく、リフレッシュレートが120ヘルツに設定できたり、長時間スマホゲームができたりでよりバッテリーには負荷がかかります。
このバッテリー問題は今はPixelだけですが、スマホの用途を考えるとより発熱せずに長時間使用できるスマホ(バッテリー)の開発はスマホ業界全体の課題な気がします。
まとめ
今回のバッテリー問題は発売から2年~経ったPixel 6aで起こりました。
今後は8aや9aももしかしたら…
近年のPixelはちょっと性能、コスパ面で他のスマホより厳しいのにそのリスクがあるのはかなりのイメージマイナス。
僕もちょっと今度買い換えるならPixel以外にしようかなと心が揺らいでいます。今の選択肢の中でであえてPixelを選ぶなら7proとか?
とりあえず12,100円するバッテリーを無料で交換できるということは良かった。
でも、このPixel 6a実は定価5万円台なのを約2万円で購入できたので、それを考えるとなにかの問題を抱えていたとは言えかなり使えている方です。


しかも、無料で新しいバッテリーに交換してもらえるし、これで少なくともあと2年この2万円のスマホを使うと思うと結果的にコスパは全然悪くない。
そう考えると怪我の功名じゃないけれど、一般の人よりもスマホのコストをグンと抑えられているような気もするし良かったのかも。
使い終わるときにPixel 6a使ってて良かった~と思える結果になることを祈ります。
少なくとも現時点ではいろんな問題がありつつもPixel 6a買ったことは後悔していない笑
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