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7月22日からはじまったGoogle Pixel 6aの無償修理。
予約の一時停止状態にもなっていて、バッテリーの在庫が終わり次第終了なんてニュースもありましたが、今は再開しています。
しかし、相変わらず予約が殺到しているらしく、交換まで1ヶ月以上待ちなんて事態も。
そして、いざ修理しにお店に行っても僕のようにディスプレイ周りの追加費用を請求された人もいて、一筋縄ではいかない今回の問題。
僕も実際に修理をしてみて、修理によるリスクや手間を痛いほど感じました。
なので、そもそも修理をしなくてもいいスマホを探してみたいなと。
そこでこの記事では、『大きなトラブル』『即日修理できる正規修理店の有無』『買い換えにオススメのスマホ』の3つを各メーカーごとに比較して、【長く使える買い換えにオススメなスマホ】を出していきたいと思います。
今現在、日本で展開している主要スマホメーカーは9社ほどあります。
9社全て比較すると長くなってしまうので、3回に分けて3社ずつ比較。
今回、比較するのは日本製のスマホメーカー3社。
3社全体的な印象としては、日本製らしい個性を出したスマホが多いかなと。
結果的に無事修理を終えれた人も、なかなかPixel6aの修理をできていない人もぜひ一度読んでみてください。
ややこしい正規修理店についても頑張って書き出してみたので、安心してスマホの修理をお願いしたい人もぜひ!1
修理で買い換えを検討した話
今回の件で、スマホを修理することのハードルの高さを思い知らされました。
具体的には
- 正規修理店じゃないと問題がでることもある
- 正規修理店だと距離があり利用しずらい
- 修理することで新しい出費、故障のリスクがある
- 発熱などの問題に対して対処していたつもりが修理にはマイナスになることも
などです。
詳しくはこちらの記事を⇒
この経験をしてから僕は

次に買うスマホはこんな事になってほしくないなぁ…
ちょっと各メーカーのスマホ問題の歴史でも調べてみるか
という考えが出てきてこの記事に至ります。
調べる基準
『修理を極力しないで済む』スマホを見つけるために、これから見ていく各メーカーのポイントは以下の通り。
- 過去5年ほどの各メーカーのニュース
- 無償修理など、一定数のスマホに不具合とメーカーが認定し、対応したレベルのもの
- 即日修理できる正規修理店があるかどうか
スマホは日々進化しているので「10年前に問題が出た」とかは省いて行く方向で。
5年間で一度も無償修理の対象となる機種を出していないなら、そのメーカーはある程度信頼できそうですしね。
それとアップデートで解決出来るレベルの修理の必要の無い不具合、問題報告、一般的に想定できる範囲内の不具合もも省きます。
どの機種においても100%完璧に不具合が出ないってことはないと思うので。
あくまで”修理しないで済む”が基準ということで。
その情報を元に各メーカーの『Pixel 6aと同じくらいの5万円前後のスマホ』を出していき、最終的に買い換えに最適なスマホを導き出します。
キャリアの代理店を修理店舗の候補に入れない理由
スマホの修理はキャリアの代理店へ持ち込んでも受付をしてくれますが、以下の理由で省こうかなと思っています。
- メーカーまでの往復の郵送時間がかかる
- スマホ購入の際に選択肢が減る
①は代理店で預かったスマホをメーカーに郵送、返送する時間。
海外のメーカーなら余計に掛かってしまいます。
②はだいたい修理を受け付けてくれるのは、そのキャリアで購入したスマホに限られるからです。
そうなると買うときもそのキャリアからってなってスマホ選びの選択肢が減ってしまう。
修理以外の面で見ても、大手3キャリアでプラン契約するのって昔ほど縛りが減ってきているように見えて、2年後の返却の期間や返却したときの状態による追加料金の設定などが各社でてきたりして、やはりそれほど自由度はないです。
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じゃあSIMフリースマホだけ購入してプラン契約しなければいいのでは?
という人もいると思います。
しかし、そこはキャリア側もちゃんと考えていて、キャリアで本体だけ購入するとなるとモノによっては数万円高い値段を払う必要が出てきます。
実質的にプラン契約するのがおトクだよ~と言っているのですが、3社とも最近、値上げした上で囲い込みのプランを打ち出してきています。
”囲い込み”とは、そのキャリアの他のサービスも契約するとスマホの月々の支払いが安くなるというもの。
今まではできていた『NMPで安くスマホを乗り換える』ってやり方も難しくなってきています。
かなりの改悪であまり良い印象がありません。
なので、ここではSIMフリースマホでも利用できる正規修理店を扱っていきます。
対象メーカー
今回、調べるメーカーは日本で販売している以下の3つのメーカーです。(※アルファベット順)
| メーカー | スマホの名称 |
|---|---|
| FCNT(旧富士通) | arrows |
| SHARP | AQUOS |
| SONY | Xperia |
※メーカー名は正式な企業名ではなく、ブランド名としてロゴなどに使われている表記で記載。
これらの主要スマホメーカーを次のポイントに分けてみていきたいと思います。
- 過去5年ほどのトラブルや無償修理対応の事例
- 正規修理店があるかどうか(あるなら全国に何店舗あるかも記載)
- Pixelから買い換えるならコレ!!
僕自身も修理をしなくて済むようなスマホ候補が見つかることを願って本気で調べてみました。
arrows(FCNT)
FCNT 画像はオススメスマホとは必ずしも一致しません
arrowsの販売は、元々は富士通だったのが途中からLenovoグループ傘下になったそう。Motorolaと同じですね。
Motorolaと同じく、ここでは元々の企業が富士通ということから日本3社として扱います。
実際に使ったこともありますが、arrowsはあまり良い印象ないですw
僕がスマホ入門したのはarrowsだったんですが、発熱がすごくてすぐに再起動したり散々。
後に買ったタブレットも安かったとは言えひどくて、たまたまそういう機種を掴んでしまったんだとしても敬遠してしまうスマホブランド。
幸いにも?arrowsでコレ!っていうスマホをガジェット系の人たちが勧めてこないので助かっています笑
主なトラブル
そんなarrowsのここ5年間、メーカーが無償修理などの対応をしたくらいの大きなトラブルは、特に見当たりませんでした。
あったとしても『認証を受けていないアンテナを使っていて総務省から行政指導を受けた』というくらいのもの。
政府が関わっているからかなり大きなトラブルに見えますが、行政指導だけで自主回収とか返品対応などもなく、未認証だったアンテナの認証を受けて解決。
ユーザーには何一つ関係ののない事例でした。
arrowsの即日修理可能な正規修理店
arrowsは、iCrackedに対応しています。
しかし、数が少ない。iCrackedで修理対応しているarrowsは、arrows We2だけ。しかもSoftBank版だけのようです。
arrowsはオススメスマホ候補からは外していこうかなと思います。
Pixel 6aの代わりならコレ!
上記で言ったようにarrowsは正規修理店(対応スマホ)が現時点でかなり限られています。
そのキャリアで購入したものなら代理店に持っていけば修理受付をして貰えますが、なぜキャリア購入をオススメしない理由ものかはこちらで言及しているので、この記事での修理先の選択肢としては省きます。
あとは非正規のお店に持っていくだけですが、非正規のお店へ持っていくのもリスクがあるのでオススメしません。
iCrackedで修理対応しているarrows We2も調べてみましたが、エントリーモデル(2万円台)なのもあってそれなりの性能。
それなら前回紹介したmotorola edge 50s proの方が断然オススメできます。
ちなみにarrows We2とmotorola edge 50s proは、画面サイズやバッテリー、付帯機能なんかはそれほど差がないので頭の良さ周りを比較してみます。
| 項目 | arrows We2 | motorola edge 50s pro |
|---|---|---|
| メモリ | 4GB RAM | 8GB RAM |
| GPU | 約7.9万 | 約24万 |
| AnTuTuベンチマーク | 約46万 | 約81万 |
| リフレッシュレート | 最大60Hz | 最大144Hz |
motorola edge 50s proの詳しいスペックはこちら
同じエントリーモデルの価格帯でもこんな感じでかなりの違が。
motorola edge 50s proの方が数千円高いですが、日常使いで確実にそれ以上の差を感じるでしょう。
日本企業だったスマホを推せないのは少し悲しいですが、コスパ&修理の有無を考えるとどうしてもこうなってしまうかと。
arrowsの価格別スマホシリーズは以下の通り。コレ!っていうモノがなかったときのスマホ選びの参考にしてみてください。※左から安い順です。
| エントリー | ミドルレンジ | ハイエンド | フラグシップ |
|---|---|---|---|
| We | N | Alpha | ― |
AQUOS(SHARP)
AQUOS公式サイト AQUOS sense9
AQUOSは『音がいい』とか『バッテリーに強い』という印象。
特にバッテリーの負担を大幅に減らせる直接給電ができるので、今回の”修理しない”というテーマに関して最有力候補なメーカーです。
SHARPは日本企業でしたが、2,016年から台湾企業のグループの子会社になっています。
資本としては台湾の企業ですが、設計や開発は未だに日本で行われているのもあってここでは日本企業の括りでご紹介します。
「SHARPは日本企業」ってイメージを持っている人も多いだろうし、こっちの方がわかりやすいと思うので。
主なトラブル
そんなAQUOSがここ5年間、メーカーが無償修理などの対応をしたレベルの大きなトラブルは、特に見当たりませんでした。
「AQUOS wish 4がアップデート後に操作できなくなった」などの記事は出てきたものの、それがどのくらいの規模でメーカーがどのような対応をしたのかなどの詳細は書かれていませんでした。
操作できなくなるとなるとなにかしら修理には出していると思うのですが、中には「ほっといたら直った」とか「再起動やある設定をすると改善した」など、ある一定数のユーザーは一時的な問題だけで済んでいるみたいなので、それほど大きな問題でもなかったのかもしれません。
AQUOSの即日修理可能な正規修理店
AQUOSの”持ち込んだその日に修理してくれる”正規修理店にiCrackedがあります。
キャリアかSIMフリーかに関わらずどのAQUOSにも対応。


対応している機種も多く、一通りはカバーできている印象。
iCracked店舗一覧はこちら。


Pixel6aの代わりならコレ!
AQUOSの強みはなんと言ってもバッテリー。
同じmAhスマホと比べてもより長時間稼働していられるという比較表を見たことがある方もいるかもしれません。
そんな、”バッテリー問題を抱えたPixel 6aの代わり”に最適なAQUOSの中で特にオススメなのが、こちらのAQUOSsense9。
スペックはこちら
| 項目 | Google Pixel 6a | AQUOS sense9 | AQUOS R8 |
|---|---|---|---|
| ディスプレイ | 6.1インチフルHD+有機EL | 6.1インチ※最大240Hz | 6.4 ※120Hz |
| 重さ | 178g | 166g | 179g |
| ストレージ/メモリ | 128GB /6GB | 128GB/6GB | 256GB/8GB |
| バッテリー | 4410mAh | 5,000mAh | 4,570mAh |
| 充電速度/ワイヤレス充電 | 18W/✕ | 18W/✕ | 25W/✕ |
| AnTuTuベンチマーク/GPU | 約90万/約25万 | 約60万/約12万 | 134万/53万 |
| カメラ | メインカメラ:1220万画素 超広角:1200万画素 インカメ:800万画素 | メイン:約5,030万画素 超広角:約5,030万画素 インカメ:約3,200万画素 | 5,030万画素 1,300万画素 デジタル最大6倍 800万画素 |
| OSバージョンアップ | 2027年7月 | 最大3回 | 最大3回 |
| セキュリティアップデート保証 | 2027年7月 | 2029年10月まで | 最大2028年まで |
| 防塵防水 | IP67 | IP65&682 | IP65&68 |
| 指紋認証/顔面認証 | 〇/✕ | 〇/〇※マスク対応 | 〇/〇※マスク対応 |
| おサイフケータイ | 〇 | 〇 | 〇 |
| 5G | 〇 | 〇 | 〇 |
| 備考 | AI処理技術 (文字起こしや消しゴムマジック) | ハイレゾ、インテリジェントチャージ | ・インテリジェントチャージ ・MIL規格試験クリアの耐久性 |
sense9はPixel 6aと似ている部分がけっこうありますね。
Pixel 6aより指紋認証などの精度が問題ないみたいなので、Pixel 6aから乗り換えてもQOLはちゃんと上がることでしょう。
- バッテリーの減りが遅い
- バッテリーの危険度が少ない
- ハイレゾ対応
- 顔面認証対応
と、しっかり上位互換の要素があります。
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5万円出してわざわざ似たような機種を買うのかぁ…
とガッカリすることもない。むしろ、「スマホはこのくらいでいい」を叶えてくれる機種です。
R8と合わせて、2機種とも120Hz以上のなめらかさとマスクありの顔面認証、バッテリー寿命を意識した強固な設計が、日常使いの快適さと長く安心して使えるだろうという安心感をもたらしてくれます。
長所、短所を次で詳しく。
AQUOSのいいところ
ちょっと濃い内容になるので、いくつかに分けて書きます。
盤石なバッテリーサポート
AQUOS は他のスマホよりバッテリーに対しての仕様に力を入れています。
AQUOS のバッテリー周り仕様
| 機能、仕様 | バッテリーへの効果 |
|---|---|
| ①長エネスイッチ | CPUの動作や機能を一部制限することで、スマホの性能を維持しながらバッテリーを長持ちさせる |
| ②インテリジェントチャージ | 高速充電などでバッテリーに負担がかからないよう充電中の温度や電圧などを検知して充電を制御し、バッテリーの消耗を抑える |
| ③IGZO液晶ディスプレイ | 消費電力の効率が高いため電力消費量が少ない |
①長エネスイッチ
- ディスプレイの明るさを抑える
- バックグラウンドアクティビティや一部の視覚効果を抑える
- 使用頻度の少ないアプリを制御
Pixel 6aなら「標準(スーパー)バッテリーセーバー」がそれに当たります。
ここら辺はまだ最近のスマホなら、名前を変えてよくある機能かなと思います。
②インテリジェントチャージ
これがバッテー周りにおいて画期的な設定だと思っていて
- 電池残量90%で充電を停止して、ダイレクト給電3する
- 画面消灯中のみ充電し、画面表示中はダイレクト給電に切り替える。
2つとも端末使用中の電池温度上昇を軽減して電池への負担を少なくし、電池の寿命を延ばすための仕様です。
③IGZO液晶ディスプレイ
IGZO液晶ディスプレイの特徴はこちら
- 低消費電力
- ちらつきの抑制と疲労軽減
- 高精細表示
- タッチ操作の感度と精度が向上
有機ELじゃないと物足りない!!って言う人もAQUOS にはIGZOと有機ELディスプレイが融合した【Pro IGZO OLED】という技術が採用されています。
これ、専門用語とかちょっと難しいですが、簡単に言うと”液晶と有機ELのいいとこどり”みたいな感じらしいです。(IGZO液晶ディスプレイについて詳しく知りたい人はこちら)
液晶の弱点である厚みや重さなんかも改善されているので、液晶だから…っていう心配はいりません。
5,000mAhのスマホの中で、AQUOSsense9のバッテリー駆動時間がどのくらいなのかが気になったのですが、どうやらそのような動画や記事は見当たらず
ここまでの要素を見てきてもAQUOSはかなりバッテリーに優しく、長く使う人のためのスマホの代表格って感じがします。
ハイレゾについて
このAQUOS2機種はハイレゾ対応も聞けます。
でもこれちょっと条件があって人によって”いい部分”に入るかどうかは意見が分かれるところかも。
それでもwish4などのエントリーモデルでも聞けるので、気づかずにハイレゾ対応のAQUOSを使っている人は試しに聞いてみてもいいかも?
久しぶりにハイレゾに関しての商品を見てみたら、イヤホンのハードルもイメージほど高くなくなっていたので、本当にお試し感覚でハイレゾを聞くことができます。
デザイン
これは好みの問題もあるかもですが、個人的にAQUOSのカラーやデザインって好きなんですよね。
モノトーン以外の配色もグリーン、ブルー、コラージュ(ピンク)とケースを付ける前から個性がすごく、かなりのかなりの人の需要に応えれる感じ。
角の丸みやカメラ部分のデザインなどのカジュアルさは、スマホにこだわらない人にも馴染みやすい。
スマホってガジェット好きの一部の人だけが使うモノじゃなくて、生活必需品なのでこのような万人向けを意識したデザインってすごく好感が持てます。
スマートフォンってブランド感を出すモノや、ガチガチにイカついデザインになりがちだけど、グレージュ(灰色)のカメラ枠部分がちょっと強調されちゃっている以外は弱点ってないんじゃないかってぐらい完璧。
スマホややこしいって人も手を出しやすい見た目でオススメです。
AQUOSの悪いところ
AQUOS の悪いところ、、、というかちょっと留意しておきたいのは頭の良さの部分。
特に前回紹介したmotorola edge 50s proと比べると頭脳部分のコストパフォーマンスの差が気になるところなので試しに比較してみました。
AQUOS sense9とmotorola edge 50s proの頭脳比較
| 比較項目 | AQUOS sense9 | motorola edge 50s pro | AQUOS R8 |
|---|---|---|---|
| AnTuTuベンチマーク/GPU | 約60万/約12万 | 約81万/約24万 | 134万/53万 |
| メモリ | 6GB | 8GB | 8GB |
| 価格 | 5万円台 | 3万円台 | 5万円台 |
もちろん、Motorolaのエッジディスプレイによる使いづらさやケース選びの大変さ、AQUOSのバッテリー周りの安心感から期待できる長寿命スマホ感などを考えると2万円多く払う価値は全然ありそうな気もします。
その上で、sense9の弱点をカバーしてくれるのがR8。
カメラの画素数とバッテリー容量が少し下がった代わりに処理性能が向上したのがR8。
メモリが高い分、レビュー動画など見ていてもmotorola edge 50s proの方がアイマスや原神などもちゃんと動いてくれるみたいです。なので、R8なら余計にサクサクなはず。
セキュリティアップデートなどの差も発売日よりはないので、そこの要素で迷うのはそれほどないかと。
ただし、R8はiCrackedでの修理対象外。長く使えてバッテリーなど消耗する部分の心配がいらないので候補に入れました。
中古でも状態Aのものなら、以前の使用者も大切に使ってくれている可能性も高いし…少しギャンブルにはなりますが、候補には充分入れておいてもいいかと。
この3台だけ見てもかなり値段や性能でいろんな需要に応えられるようなラインナップになっていますね。
AQUOSをオススメできる人
以上の要素からここで挙げたAQUOSはどんな人にオススメかというと
- バッテリー周りの心配をしたくない
- 日常で充電する回数を減らしたい
- ひとつでも修理に出す要素が少ないスマホがいい
- なるべくスマホを長く使いたい
- ハイレゾ音源を聴いてみたい
- スマホはデザインで選びたい
AQUOSの価格別スマホシリーズは以下の通り。コレ!っていうモノがなかったときのスマホ選びの参考にしてみてください。※左から安い順です。
| エントリー | ミドルレンジ | ハイエンド | フラグシップ |
|---|---|---|---|
| wish | sense | R/R Pro | ― |
Xperia(SONY)
SONY、Xperia公式サイト 画像はオススメスマホとは必ずしも一致しません
Xperiaはカメラが強いということと…最新スマホでの大きな事件の印象が強いです。
スペックやコスパの面では他のスマホより今ひとつというところでの今回の件。
日本企業ということで頑張って欲しいところですが、ちょっと信頼を取り戻すのには数年かかりそう。
でも、そこは日本企業として品質の信頼への姿勢は貫いていって欲しいところ。
主なトラブル
そんなXperiaのここ5年間、メーカーが無償修理、交換などの対応をしたレベルの大きなトラブル事例を見ていきます。
| 具体的な症状 | メーカーの対応 | 対象機種 |
|---|---|---|
| 電源が落ちる、再起動を繰り返す、電源が入らない | 販売停止、本体交換、無償修理、返金 | Xperia1 Ⅶ |
Xperiaと言ったら記憶に新しいこのトラブル。
逆に言えばこれ以外の大きなトラブルはなく、今回の件が珍しいパターンみたいですが、なんと言っても20万円を超えるハイエンド機のかなり大規模なもの。
しかも、SONYも経験がないレベルのことなのか、かなり本体の交換などの手続きが遅れているって話も聞きます。
この記事のテーマで言うバッテリー周りどころではない、本体ごと交換という事例。
コスパがそんなにだったXperia離れが加速してしまう原因には充分でかなり痛いトラブルとなっています。
Xperiaの即日修理可能な正規修理店
キャリアの代理店やメーカーの郵送修理以外で、店舗によるその場での正規修理店っていうのは見つかりませんでした。
SONYの、Xperiaの修理、問い合わせに関する項目もすごく分かりづらいもので、これは1Ⅶの件でユーザーからも不満が出ているのがムリもないと思うほど
メーカーとしてはコストの削減や正規修理認定店の把握のしやすさなど、手間を少なくしたいのでしょうか?それとも自社製品では大きな不具合が起こらないという自信があった?
僕がSONYにXperiaの修理に関しての質問をして返ってきたページがこれ。
↑のサイトからLINEで問い合わせても…
こんな感じで、LINEで完結するんじゃなく、またサイトへ行って手続きしないといけないという手間が


なので、Xperiaに関してマジで修理を考えている人はこちらのページから行けます。
ここまで辿り着くのも大変なのに『ソニーサービスステーション』『ソニー修理受付認定店』などではXperiaの修理対応はしていなくて、メールで問い合わせてやっと↑のサイトへ辿り着いたというややこしさ。
しかもこれも、郵送での修理のみで、全てが完了するまで膨大な手間と時間が掛かります。
確実にキャリア契約している人はそっちに持っていった方が早い。
けれども上記でお話ししたようにキャリアのプランなどはけっこう改悪傾向にあるのでオススメしません。
ですが、ことXperiaの修理に関してはキャリアの代理店に預けるのが最善。
iCrackedや、iPhoneで言うカメラのキタムラのような即日対応の正規修理店は、残念ながらないようです。
Pixelの代わりならコレ!
正規修理店がないとなると、Xperiaでのオススメはありません。
不具合がないのならまだしも、今回のハイエンドでのドデカい不具合はXperiaで有り得ることが判明したし、今回ほどの規模でなくてもスマホはある一定数の不具合は修理はつきもの。
そのような事態にXperia(SONY)が充分に対応できているとはとても思えません。
そのキャリアで購入したものなら代理店に持っていけば修理受付をして貰えますが、なぜキャリア購入をオススメしない理由ものかはこちらで言及しているので、この記事での修理先の選択肢としては省きます。
あとは非正規のお店に持っていくだけですが、非正規のお店へ持っていくのもリスクがあるのでオススメしません。
今回紹介する中では純粋な日本企業なのでとても残念です。
Xperiaの価格別スマホシリーズは以下の通り。コレ!っていうモノがなかったときのスマホ選びの参考にしてみてください。※左から安い順です。
| エントリー | ミドルレンジ | ハイエンド | フラグシップ |
|---|---|---|---|
| ACE | 10or8シリーズ | 1or5シリーズ | Pro |
結論
今回あげた3社でオススメできるメーカーがAQUOSだけとなってしまったので、結論もなにもないのですが当然オススメはAQUOSのsense9。
FCNTは別の国の資本になったとは言え、Xperiaも日本企業としてもっと信頼や質の部分ではリードしていてほしかったというのが本音。
それでも、AQUOS sense9を仕方なくオススメするとかではなく、本当に長く使える要素がたくさんあるのでスマホの買い換え候補として検討してみてください。
まとめ:日本メーカーの実態と収穫
今回のテーマに沿った各メーカーの評価は次の通り。
| メーカー | トラブル | 正規修理店 | 買い換え オススメ度合い |
|---|---|---|---|
| FCNT(arrows) | 〇 | ✕ | ✕ |
| SHARP(AQUOS) | 〇 | 〇 | ◎ |
| SONY(Xperia) | △ | ✕ | ✕ |
わかりやすくて良かったのか、ちょっと悲しい結果なのか分かりませんが、今回調べてみて僕自身もいろんな発見がありました。
やはりスマホは高い買い物でそれほど買い換える機械もないので、注目しているメーカー以外はどんなものか実際に調べてみないと分からないところがたくさんありました。
日本企業…もうちょっとがんばってほしいです。
オススメするAQUOS sense9の特徴は次の通り
| スマホ | 特徴 |
|---|---|
| AQUOS sense9 | バッテリー周りに関しての強い独自システム ハイレゾ音源 デザインがいい スペックがちょっとさみしい? |
なんと言っても今回のテーマにバッチリ合ったAQUOS独自のバッテリー周りのシステム。
特にインテリジェントチャージは全てのスマホに付けて欲しいくらい。
僕が見た限りでAQUOSって特徴はあれど、コスパ的にはそれほど上位でない印象だったのですが、それはこのようなスマホを本当に長く使ってみないと分からない違いだからかもしれません。
ガジェット系の方が紹介するスマホの使用期間ははせいぜい1週間~1ヶ月くらいですしね(^_^;
スペックに関しても他のメーカーが年々価格をスライドするかのように上げて言ってるのに、AQUOSはこの価格帯を貫いてくれているのでそれほどかも。
Pixel aシリーズとか3~4年前の倍くらいになってないか?ってくらい価格上がってる気がするw
個人的な意見になりますが、むしろ日本の企業には”コスパ”よりもこのような”質”の部分にこだわってこれからも物作りをしていってほしいです。
この記事がたくさんあるスマホの中から買い換え候補を選ぶときの参考になれたら幸いです。
- ・本記事は商品を実際に購入していないため、主に公式情報やなどを参照して作成しています。そのため、使用感や細かい操作感については実際の環境により異なることがあります。
・正規修理店、および修理、対応事例は独自の調査によるものです。
・情報は公式サイトや、そうでない場合は必要であれば引用元を記載していますが、公式サイトで取り扱わなくなったスマホなど、一部公式で確認の出来ない商品の情報はガジェット系のブログ、および動画などを参照しているものもあります。
・設定方法や機能の詳細はメーカー公式サイトをご確認ください。使用感などについても複数のガジェット系記事、および動画のものを参照した上で情報を載せていますが、ユーザーの意見は多様で、ある程度の差異が生じる場合もあります。なお、ソフトウェアのアップデートによって機能が変更されることもあるためご注意ください。 ↩︎ - 「強い噴流水」と「水没」双方に耐える高い防水性能 ↩︎
- (充電を停止して充電器から直接電力を供給) ↩︎














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